ドラクエ大百科

No.1 Ⅰ勇者

シリーズの中では最古の正義のヒーロー。王様の支給品がたいまつ・魔法の鍵(しかもすぐ無くなる)・120Gのみでローラ姫を救って竜王を倒すという過酷な旅に出なければならない。また竜王を倒した後にラルス王の唯一の心の支えであるローラ姫を連れていってしまう。この行動によってラルス王は勇者を敬遠するようになる。さらにその後長旅に出て新しい国を作ったらしい。

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No.2 スライム

ドラクエの中では最もポピュラーなモンスター。その玉ねぎのような体型は鳥山明独自のものであるが今ではスライム=玉ねぎ型という印象が非常に強い。個人的にはこの形は同じく鳥山氏のマンガ「Dr.スランプ」の登場キャラクター「ニコちゃん星人」のう○この形が原型ではないかと思われる。(笑)
大抵最初の超ザコ敵であるがⅥのみやや強めの位置に設定されている。Ⅵの最弱敵はぶちスライムである。
通称スライム系と呼ばれる敵はシリーズごとに増え続け、モンスターズでは系統の一環となってしまった。
集まるとキングスライムになる品種は超ザコスライムとは全く別物でそこそこ強い。ⅦではそいつらをスライムLv.8という別名で呼んでいる。モンスターズでは最強の攻撃技マダンテを覚えるので結構育てる人が多い。

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ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々(FC)

No.3 ローラ姫

ドラクエⅠに出てくるモンスターにさらわれた姫様。実はⅠの冒険の主目的が竜王を倒すことなので別に助けなくてもエンディングは見ることができる。ただしその時はロトのしるしを自力で見つけなければならないのでやや大変である。竜王討伐後、強制的に勇者についていくなどの行為を取りなかなか親泣かせの姫である。ちなみにⅡではローラの門なるものが存在する。モンスターズでは途中でローラ姫らしき姫が登場する。(ドラゴンがいるので多分そうだろう)そこから見るとかなりのロマンチストらしい。

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ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド(GB)

No.4 ゴーレム

レンガで造られたモンスター。そのためシリーズによっては守備力が著しく高い事もある。ドラクエⅠではメルキド住民を守る役を引き受けている様で勇者が何故倒したかは不明である。倒し方は妖精の笛で眠らせて攻撃が一番楽である。またⅠの後に出演するのはⅤとだいぶ間があるのが謎である。

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ドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁(SF)

No.5 竜王

Ⅰのラスボス。Ⅰの最強レベルは30でそこまで上げればザコである。呪文を得意とする人間っぽい仮の姿の後に真の姿である直立する竜になる。ただ歴代のボスの中では最弱であり、山場と思っていたら倒せることもよくある。尚、Ⅱでは竜王の子孫がいて勇者達に助言を言う場面がある。どうやらこの子孫は争いを好まないようだ。モンスターズをやった人は最初に作った????系のモンスターではないだろうか。

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ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド(GB)

No.6 たいまつ

Ⅰの面倒なシステムとして洞窟やダンジョンが暗いという点があり、このアイテムはそういうところの明かり取りをするためのアイテムであるが、実は攻撃にも使える。同効果として呪文「レミーラ」があるがレミーラは最初はたいまつより明るい範囲が広いが段々狭くなりついには消える。たいまつは使い始めのレミーラの明るさには負けるが洞窟やダンジョンを出ない限りその明かりは縮まる事がない。たいまつの後にレミーラはかなり無駄なのでやめた方がいい。Ⅴではお化け屋敷の暗い廊下の明かり取りとして使われ、重要アイテムになって何度使ってもなくならなくなっている。

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ドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁(SF)

No.7 G(ゴールド)

ドラクエ全作品共通の通貨単位。基本はモンスターを倒すことで得ることができるが、モンスターズではモンスターは無一文なので道に落ちていたり物を売ったりして得るのが普通。そのためモンスターズで初期にバザーのアイテムが買えなかったという人が多いのではないだろうか?
メタル系が経験値を多く持っているようにゴールドをたくさん持つ敵もⅠの頃から生まれている。
更に大抵のRPGはそこらへんの敵を倒しまくる目的がレベル上げである事が多いが、ドラクエは装備品の値段が著しく高いしメタル系もいるからむしろ金貯めが主流でないかと思われる。後期では宿に100泊以上できる金を貯めないと最強装備にならないことがザラにあり、ドラクエの物の価値観がいまいちよく分からない。

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ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々(FC)

No.8 メタルスライム

元祖スライムの次にポピュラーなスライムではないだろうか。大量の経験値を持ちHPこそ少ないが守備力とすばやさが高く通常攻撃でもミスか1しか出ないで逃げられるのが普通。Ⅰ・Ⅵ・Ⅶ・モンスターズのみ攻撃力をひたすら上げれば倒すことができる。しかし他シリーズや攻撃力が低い時では大抵改心の一撃で倒す。それかパルプンテに賭ける。Ⅲではドラゴラムでなった竜の炎が有効なので大量に狩ることも可能。またメタル系は呪文を一切受け付けないのだがⅦではラリホーが効く。モンスターズでは実はどんな弱いマダンテ(MP1など)でも倒せるのでオススメ戦法である。これも外見が同じメタルスライムSというのが合体してメタルキングになる。

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ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々(FC)

No.9 薬草

ドラクエの中でも最もポピュラーかつ安値のアイテム。HPが回復する使い捨てアイテムで薬草以外の登場はⅣ以降なので初期の回復アイテムとして珍重されている。またモンスターズでは最初に道で発見するアイテムであり、旅の扉から帰還した時にくれるアイテムである。これがないとホイミスライムを仲間にするまではかなり厳しい。逆に後期になると毎回帰還時にくれるし回復量も少ないのでウザいアイテムナンバーワンになってしまうのだ。

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ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々(FC)

No.10 ゆきのふ

ローラなどの片仮名表記の多いゲームなのにこのキャラクターはなぜか平仮名表記の名前である。しかもゆきのふ。(笑)ロトの鎧を自分の家の裏に隠していたが先に竜王軍に発見される。さすがゆきのふ。(笑)確かこの名前モンスターズの名前決めのランダム候補にあったような・・・。まあゆきのふだからねぇ。(笑)ちなみにSF版Ⅲには名前が出ているそうです。

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ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ・・・(SF)

No.11 魔法の鍵

どこがどう魔法なのかよく分からない。多分一回使用すると消えてしまうのが魔法ということだろうと思われる。しかしこのシステムは結果的に大迷惑である。最初にまずリムルダールまでわざわざ鍵を買いに行かなければならない。実は城内に売っているのに王様の間の扉をわざわざ閉めたせいで・・・。この王様は何がしたいかよく分からない。Ⅱでは魔法の鍵が存在しない。Ⅲになって再び登場する。それはもちろん何度使ってもなくならない。Ⅰの後にⅢをやるとつくづくくやしくなるのは僕だけだろうか?

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ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ・・・(FC)

No.12 ラルス王

ラタドームに住む大陸の中でも唯一の王様。しかしこの王様、どういう考えでいらっしゃるのか知らないけど娘がさらわれたにも関わらず希望の勇者にいい歓迎をしない。粗品3点のみを持たせた後にすぐ魔法の鍵を使わせ明かに勇者の手間を増やして更にぬか喜びさせようとしているとしか思えない行動すらを取っている。甘やかしてはいかん!という考えを持っているのかもしれないがこの遠回り(リムルダールまで鍵を買うために行かせる)は大きい。利点といえば唯一冒険の書を記してくれる人物という点だけだろうか。そういえばⅡでもラルス王は隠れてどっか行っちゃったし。
もしかしたら最終的にはラルス王は勇者を怨んでいたのではないだろうか?姫を助けなかった時はもちろんの事、唯一の心の支えであった一人娘を持っていかれて・・・。多分Ⅰのラルス王は子孫に残す遺言に「勇者の本心に気をつけろ」とか書いたに違いない。だからⅡで王は勇者の子孫が来ても会わなかったのではないだろうか?そう考えるとなかなかドラマチックでおもしろいなぁ。

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No.13 Ⅰの世界観

この頃のモンスターは何故か集団奇襲をしない。またフィールドも簡単に回れるほど小さい。それによって出現モンスターの変化も激しい。また重要アイテムも地面に落ちていたり(これはⅡもそうだけどね)となかなか大雑把である。また魔法の鍵が使い捨てという面倒なシステムがある。しかも洞窟やダンジョンは暗く明かり取りがないととてもじゃないが進めないという不便さ。あまり内容も面白くないためリメイクではⅡと同時収録形式をとっている。そうでもしないと売れないだろう。登場呪文も最強攻撃呪文がベギラマで回復系がベホイミと今の人達には少し物足りない内容だ。各ステータス異常は眠りと呪いしかない。まあ一人旅の痺れほど恐いものはないが・・・。

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No.14 ローレシア王子

なんとⅡでは勇者の一族が王族になっている。王族にしてはあまりいい格好じゃないな。(笑)3人の王子・王女のうちローレシア王子は呪文も覚えず攻撃力が高いため戦士的役目である。また唯一ロトシリーズの装備ができるキャラである。初期の一人旅ではやはり薬草はかかせないだろう。

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No.15 光あれの爺さん

ラタドーム城内のカウンターの奥にいるひょうきん(?)な爺さん。勇者に話しかけられると何かと「光あれ」と言って妖光を放つ。Ⅰではお見送りの意味的なものでⅡ・Ⅲでは歓迎の意味であろう。実はこの妖光はMPが回復してくれる。だから回復呪文を覚えていれば宿に泊まらなくてもいいという意外に使える爺さんである。3作に登場するので先祖代々この役をする家系があるのではないかと思われる。

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No.16 ドラキー

Ⅰから登場しているいにしえのモンスターであるが意外に登場作品は少ない。スライムの次に強い程度のザコモンスターである。初期は上のように胴体が大きく羽根が小さいがⅤやモンスターズではバランスの取れた姿になっている。Ⅴでは仲間になり補助系呪文を得意とする。しかし意外にもドラゴラムを覚える。個人的にモンスターズでは鳥系より獣系の方が似合っているような気がする。まだ動きのないモンスターである。

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No.17 サマルトリア王子

ローレシア王子を探していて何度も行き違いになるというちょっと笑えるキャラクター。職業的には少し弱めの魔法戦士といったところだろうか。攻撃力はそこそこで覚える呪文もほとんど中途半端である。ただザオリクはおいしい。途中ハーゴンの呪いで寝こんでしまう。世界樹の葉をあげずにサマルトリア王子ぬきでラスボスを倒すと後で登場してレアなセリフを言ってくれる。

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No.18 ムーンブルク王女

ハーゴン軍によって滅ぼされたムーンブルク城の王女。かろうじて生き延びれたが魔王の呪いによって犬になる。ラーの鏡によって元の姿に戻る。職業的には賢者でベホマイオナズンなどの強力魔法を覚える。ただ攻撃力は悲しいぐらい低い。また強い敵から逃げ損ねた時に一番死にやすい。親は軍隊によって殺されている。父親は根性(?)で魂のみ残って助言をする。数多くの女キャラが出てくるドラクエでミネアの次ぐらいにおしとやかだと思う。

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No.19 呪い

ある特定の装備品を装備するとなる症状。能力が上がる場合が多いが必ず身に降りかかる災いがある。さらに自分からは外すことができない。Ⅰではラタドーム城に入る事ができなくなる。Ⅴ以降は呪いの言葉という特技が出てきて特定の装備品以外にも呪いがかかる。Ⅴはシャナク以外にフィールドで呪いを解くことができないのでなかなか厄介である。Ⅲの般若の面はつけると混乱するが一人旅では混乱しないのでバラモス戦を一人で倒す時のレベル上げに使える。またボスに呪いをかけると時々信じられないようなダメージを与えることもある。また呪われると特有の効果音が流れるがファミコンスーファミのソフトでは最初にこの効果音が流れるとセーブが消えましたというお知らせである。これを聞くと嫌悪感がこみあげてくる。

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No.20 ホイミスライム

これもポピュラーなスライム。大抵集団で現れ他のモンスターの補助役をする。ホイミを得意とする。自分にホイミをやることはほとんどないので全体魔法や集中攻撃で先にホイミスライムを倒すとよい。シリーズによってはMPが無限に設定されている事があるのでマホトラでMPを稼げる。Ⅳではホイミンという名前のホイミスライムがライアンと共に途中まで旅をしていた。またモンスターズでは最初の扉のボスで重要な回復役となる。Ⅶではモンスター職の一つになった。またパワーアップ版にベホマスライムがいる。さらにⅣのみにベホイミスライムというレアモンスターがいる。

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No.21 ラタドーム南の高台

ラタドーム南の高台は何か霊を引き寄せるではないが魔物を引き寄せる力があると思われる。なぜならⅢではゾーマ城があり、Ⅰでは竜王の城、Ⅱも竜王の子孫の城が建っておりラタドームの王、ラルス王は常に頭を悩ませていたことだろう。しかも城は見えてもなかなかたどりつけないという嫌味な場所である。Ⅱは高台ではないので船を使って容易に行く事ができる。

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No.22 竜王の子孫

魔物というのは不思議な種族で先祖が死んでもちゃんと子孫は残していけるらしい。Ⅰの竜王もそうだがⅦのグラコスも1世が死んでも5世がいるという現象が起きている。竜王は100年の間にどうやら戦闘能力が薄れたらしくⅡで勇者の子孫が来ても戦おうとしない。それどころかハーゴンを倒してくれという依頼をする。どうやらもう竜の姿にもなれないらしい。ハーゴンを倒してから会いに行くと「これからはおまえらのことをゆうちゃん(勇者の“ゆう”の事らしい)と呼ぼう。わしの事はりゅうちゃんと呼んでいいぞ」などとかつて世界征服をもくろんでいた種族とは思えない発言をする。

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No.23 船

この乗り物ができたため世界はグンと広くなりドラクエの面白さがさらに高まった。また船ができたおかげで海にしか出ないモンスターも生まれた。ドラクエ界では価値観が低いようでゲーム内のキャラクターは簡単に手放す事が多い。特に印象的なのはⅢのアレフガルトに入ったばかりの時にいるおじさんである。自分が陸とは離れたところにいるにも関わらず人にタダで船をあげてしまう。親切というより何がしたいか分からない人である。

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No.24 死のオルゴール

Ⅱに出てくる幻のアイテム。普通にやっていては絶対手に入らないアイテム。改造で出るバグアイテムです。バグアイテムのくせにⅢにも存在する。いずれもリメイク版にも登場する。またGB版の3のようにバグ技で出せる事もある。実物が是非見たいアイテムである。Ⅴには「モンスターほいほい」や「あくまのおもちゃ」なるバグアイテムも存在し、これまた見てみたいアイテムである。

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No.25 はぐれメタル

メタルスライムよりさらに上をゆくメタル系。一応メタルだが何故だか液状化している。しかしメタルスライムに比べほとんどの能力が高く、HPもやや高いうえ逃げやすい。しかし経験値はだいたいメタルスライムの10倍でやはり改心の一撃で狙うことが多い。ⅥやⅦ、モンスターズでは魔人斬りなどを使って賭ける方法もある。他にもメタル斬りなどという特技もある。Ⅲではやはりドラゴラムが有効。メタルスライムよりやや強い魔法を使ってくるがたかが知れている。しかしモンスターズはイオナズンなどの強力魔法を使ってくるので魔法の耐性がないと少しツライ。また特定のモンスターを“メタル化”させる(耐性を持たせる)時にもはぐれメタルを相手にして配合する。モンスターズでは実際HPが低いので仲間としてはあまり使えない。

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No.26 ラーの鏡

Ⅱ以降毎回出てくる重要アイテム。真実を映し出すという能力は全作品に共通する。ラーの語源はよく分からないがここまでシリーズで共通の名前のアイテムはなかなかないので珍しい。カジノの景品になった時もありモシャスを解くという方法でも使われた。説明書で見る限り丸型のようである。

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No.27 毒

RPGでは定番のステータス異常。ドラクエでは戦闘中にモンスター以外は毒でダメージをくらわない。バブルスライム等が攻撃でよく毒にしてくるが毒の息というのがあるためキアリーや毒消し草がないと辛い。大抵毒攻撃をするモンスターが落とす宝箱の中に毒消し草が入っています。またⅥから猛毒の霧という特技が生まれ戦闘中に手痛いダメージを受けていくという厄介なものである。

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No.28 ぱふぱふ

Ⅰからあるのだが未だにどういうものか詳しく分からない。モンスターズで少年テリーにバニーガールがやっているのでどうやら猥褻な行為ではないようだ。後期に特技の一つになった。モンスターズで「オスがぱふぱふなんておかしいけど」というようなセリフがあり、どうやら女特有の特技らしい。またⅢでぱふぱふしてもらった男性が「うぷぷぷ」などと歓喜(?)の声を上げているところからそうとう心地よいらしい。でその結果ぱふぱふは肩こりによく効くということである。うーむ矛盾するなあ。

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No.29 眠り

ステータス異常では呪いと並んで最古のものである。全作品の中でも頭を悩ませるステータス異常で時々キャラが爆睡してピンチになってしまう時がある。最近の思い出ではⅦのヘルクラウダー戦で手下のラリホーで全員眠り真空波をやられて全滅というものである。普通攻撃をくらうと起きる場合があるが敵が呪文専門だときつい。Ⅱではまだ痺れがないのでしびれくらげの攻撃も眠りだった。

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No.30 ロトの装備品

Ⅲの勇者が後世に最強武具を残していったもの。いずれもほぼ最強装備である。Ⅲでは伝説の武具がよろい・盾・剣なのでロトの装備品シリーズもそれだけ。ロトの兜は存在しない。Ⅱではローレシア王子のみが装備できる。Ⅳ以降は天空の装備品が最強装備になっている。

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No.31 旅の扉

ドラクエワールドのワープ装置といったところだろうか。乗るとどんな距離のある場所へも行けてしまう。旅の扉が集まった建物などもある。Ⅱではロンタルギアへの洞窟に行くために入らなければならない。Ⅲではまずアリアハンをぬけるために入らなければならない。Ⅴはなぜか渦巻き型ではない。モンスターズではそれぞれに名前があり、クリアした旅の扉は回転しない。

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ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ・・・(FC)

No.32 ダメージ床

その上を通るとダメージを受けてしまう。毒の沼もこの類である。シリーズによってはなかなかバカにできないほどのダメージを受ける。大抵のシリーズでダメージ床で死ぬ事はないが、モンスターズでは死んでしまう。特に一歩歩くと10のダメージを受ける事があるのでメタル系を育てている人は注意されたい。

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ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々(FC)

No.33 イオ系

イオナズンはⅡの最強呪文である。Ⅱ以外にもボスによっては使ってきたりしてなかなか強い。Ⅱにはイオ・イオラがないのでいきなりイオナズンを覚えてしまう。ギラ系がグループ攻撃に対してイオ系は全体攻撃とおいしい。1匹ずつで敵が出て来た場合でも問題ない。モンスターズではザコ魔法しか使わないはぐれメタルが使ってくるので全滅に注意。Ⅲでもベビーサタンが使ってくるがMPが足りない。

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ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ・・・(FC)

No.34 風のマント

Ⅱのみのアイテムでドラゴンの角の頂上から飛び降りた時に浮かぶのか飛ぶのかしらないけどもう一つの角側に行ける。マントの飛行力はそんなにないと思われる。尚、ドラクエキャラはどんな高いところから落ちてもダメージすら受けないためか高いところから落ちてきたグラフィックになっている。ところでなぜ一人が装備して三人全員行けるのだろう?

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No.35 水の羽衣

織り機(聖なる織り機)、糸(雨露の糸)、職人(ドンモハメ)の全てをこだわった某料理対決番組のようなシチュエーションが揃えばできる。名前から分かる通り火炎系の攻撃を和らげるらしい。サマルトリア王子ムーンブルク王女の2人が装備できる。実はⅣにも存在する。PS版Ⅳのトルネコの鑑定解説によると作り方は同じらしい。

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ドラゴンクエストIV 導かれし者たち(FC)

No.36 紋章

太陽の紋章・月の紋章・水の紋章・星の紋章・命の紋章と全部で5種類ある。宝箱に入っているものもあるからどうやら物体らしい。しかし道具欄にはなくステータス内でマークとして見ることができる。全て集めてとある所に行くとルビスのまもりがもらえる。このアイテムはハーゴン城に入った時にハーゴンが作り出した幻を解いてくれる。

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No.37 ハーゴン

Ⅱの悪の根源。勇者達に呪いなどをかける勇者を苦しめる事に積極的(?)な邪神官。強力な魔法をバシバシ使ってくる。モンスターズではジゴスパークなども使ってくる。実際そんなに強くないが死ぬ間際に破壊と殺戮の神シドーを召還する。ちなみに僕がモンスターズで最初に作った????系であります。

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ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド(GB)

No.38 シドー

ハーゴンの召還によって登場したⅡの真のラスボス。ロト編全般から見てもこいつがラスボス。肩書きが「すべての破壊をつかさどる龍の姿の邪心」(モンスターズより)となかなかカッコイイ。激しい炎などを吐き、ハーゴンよりさらに強い。よく見ると尾が蛇である。僕がこいつの存在を知った時はまだⅡは未プレイだったのでハーゴンのペットだと思っていた。

ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々(FC)
ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド(GB)

No.39 Ⅱの世界観

もろにⅠの続編。なんと勇者の子孫というだけで王子や王女が冒険に出なくてはならない。Ⅲではアレフガルトの周りに大陸は無かったのだがいつのまにかこんなにたくさん増えていてアレフガルトが狭く感じてしまう。3人という複数の人数での冒険で敵も集団で襲いかかってくる。あまりに質素だった前作に比べ全てにおいて充実している。船や旅の扉もⅡからである。また明かりがないなどという事もなくなり無駄なコマンドも減って遊びやすくなった。時代を見ていくとロト編はこれが一番最後である。

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No.40 パルプンテ

何が起こるか分からない大呪文。メタル系を倒す秘作としても使われる。シリーズが新しくなるたびにその内容は増えている。Ⅴでは封印されていたらしい。メタルキングが唱えるがうまく行けば敵味方が痺れ馬車内のキャラによって楽に倒すことができる。モンスターズでは配合では作れないわたぼうの得意技になっている。

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No.41 Ⅲ勇者

勇者オルテガの息子、もしくは娘。Ⅲの主人公である。性別を変えれる新システムがある。この性別は後のセリフやイベントに少し影響する。16歳になる誕生日の夢で性格診断が行なわれる。唯一勇者という職業を持っている。ギガディンやベホマズンなど勇者しか覚えない呪文もある。回復面・攻撃面の両方に優れている。

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No.42 ルイーダの酒場

Ⅲではまず仲間を探しに行く所である。本来は仲間を預ける場所である。バラモスを倒せば勇者も預けることができる。Ⅴではモンスター爺さんがモンスターを預かり、ルイーダの酒場で人間を預けられる。Ⅵでは両方預けられる。

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No.43 道具袋

Ⅵには大きい袋というものが存在し、あらゆるアイテムを入れておけるのでアイテムの預かり所は廃止された。その後もSF版とGB版ⅢやⅦ、PS版Ⅳにも使われる。さらに内容を整理する事ができる。これがあればいちいち預かり所までアイテムを取りに戻る必要もなく便利である。しかしついつい油断してボス戦前に回復アイテムを出し忘れてアッ!と思った人も多いのではないだろうか?さらにⅢのゾーマ戦ではうっかり光の玉を出し忘れると勝てないので注意。僕はこのミスを4、5回はやっている。便利なんだか不便なんだか・・・。

ドラゴンクエストⅥ 幻の大地(SF)
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No.44 オルテガ

勇者。各地を転々とした後に火山に落ちて死んだ事になっていたが実は生きていた。こちらの勇者がゾーマの城の中を進んでいる途中でキングヒドラを戦っていた。その時こちらの勇者一行は何もせずに眺めていたらしい。結果、オルテガはそこで物理攻撃は見事な身のこなしでよけていたが火炎にやられて命を落とす。その後神龍によって生き返らせる事ができる。しかし生き返らせてもアリアハンで母と話しているだけである。だからすごろく場を作った方がよっぽどマシである。FC版ではグラフィックが殺人鬼の色変わり版になっている。

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No.45 (職業)戦士

力は勿論強い。さらにHPも高い。ただ賢さが低くⅢではMPが不思議の木の実を使わないと上がらない。素早さもどちらかというと低い。Ⅵでは魔人斬りなどを覚えるのでメタル狩りに一役かってくれる。また疾風つきも覚えるので素早さの心配もなくなる。

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No.46 (職業)武闘家

素早さと攻撃力が売りの職業。戦士同様、ⅢはMPが上がらない。攻撃重視キャラとしてパーティーに戦士を入れずに武闘家を入れる人も多い。改心の一撃をよく出すためⅢではメタル狩りにかなり役立つ。初期に武器を買わずに済むのも魅力的だ。Ⅵでは回し蹴りなどや聖拳突きなどを覚える。

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No.47 (職業)魔法使い

Ⅲでは賢者に簡単になる事ができるためあまり必要ない。魔法はとても強くMPがあるが攻撃力・守備力が少なく、HPも全然ない。Ⅲでは装備も限られてくるためいつも最後尾にいる事が多い。現に僕は2度目以降は始めのパーティーに魔法使いを入れる事をやめていた。ⅥやⅦでは賢者や魔法戦士などの上級職には欠かせない。

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No.48 (職業)僧侶

魔法使いはいなくてもこの職業は絶対に抜いてはいけない。回復面専門で賢さは少し魔法使いに劣るが他の能力は多少魔法使いより高い。何故かザキ系も扱う。ⅥやⅦでもパラディンや賢者、Ⅶでは更に上のゴットハンドのためにも必要な職業である。ちなみに僕はⅦでヘルクラウダーのところぐらいまで僧侶にさせなかったので非常に苦労した。てゆーかそこまで進めた事がスゴイと思う。

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No.49 (職業)商人

能力はそれといって優れたものはない。Ⅲでは戦闘後に余分にお金をもらえる事がある。穴をほってお金やアイテムを見つける「あなほり」や大声で店屋を呼びつける「おおごえ」などを覚える。また街を作るためにスーから移動していた老人に貸さなければならない。その後もⅥに登場し、レンジャーになるために必要な職業である。

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No.50 (職業)盗賊

FC版Ⅲにはない職業。戦闘後にアイテムを盗んでくれる。覚える特技(呪文)の中の盗賊のはな・レミラーマは組み合わせれば小さなメダル探しが非常に楽になる。てゆーかこれらがないととてもじゃないが小さなメダルを集めるのは難しい。ⅥやⅦにも登場し、Ⅵではレンジャー、Ⅶではまものハンターと海賊になるために必要。

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巻之二に続く
カモ・・・